雑誌の対談記事
雑誌の(週刊文春)対談記事が目に入った。
阿佐ヶ谷姉妹の対談記事だ。
ピンクのドレスを着た漫才姉妹だ。
べつに好きな訳でもなく興味がある訳でもなかった。
ただ記事の脇に
渡辺江里子(わたなべえりこ)阿佐ヶ谷姉妹の姉役。
木村美穂(きむらみほ)阿佐ヶ谷姉妹の妹役。
と書かれていた。
どひゃー
阿佐ヶ谷に住む双子の姉妹芸人だと思ってた~
実は他人だったんだ
そんな驚きがあったので記事を読んでみた。
東京乾電池の養成所で知り合ったこと。
東京乾電池には入れなかったこと。
27年間阿佐ヶ谷で暮らしていること。
家賃がもったいないので一緒に住み始めたこと。
阿佐ヶ谷姉妹のなずけ親は阿佐ヶ谷の鰻屋の大将だったこと。
そんなことが綴られていた。
大家さんと僕
読み進めていたら、
矢部太郎の「大家さんと僕」を思い出した。
漫才師の矢部太郎さんの漫画だ。
大好きで、漫画も読んだし、NHKで放送されたアニメも見た。
大家さんの家の二階の部屋に一人暮らしを始めた矢部さんとそこの大家さんの物語だ。
なんともほっこりさせられる作品なのだ。
そして東京の大都会新宿の近くの住宅街に住む二人の暮らす情景が見えてくる。
阿佐ヶ谷
話がそれてしまったが、
大家さん僕を読んだ時のように、
阿佐ヶ谷姉妹の対談を読んでいるうちに
なんとなく阿佐ヶ谷の情景が目に浮かんでくる。
豆苗を売っている阿佐ヶ谷。
ピンクのドレスを1500円で売っている阿佐ヶ谷。
阿佐ヶ谷姉妹の名づけ親の鰻屋のある阿佐ヶ谷。
由紀さおりさんの物まねをやらせてくれる喫茶店のある阿佐ヶ谷。
社会のどこにも属さない、肩書もない、
そんな人も受け入れてくれる阿佐ヶ谷。
行ったこともない、
阿佐ヶ谷の情景が鮮やかに浮かんだ。
今日のミミごはん
三ツ星グルメジュレ国産まぐろ100%しらす・かにかま・かつお節添え。
大好きなはずなのに。
チョッと食いして。
去っていった。
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