深夜に目覚めて見たものは
最近寝るときにプライムビデオで「大草原の小さな家」を見るのにはまっている。
一度見た回だが、もう一度第一回の「旅立ち」を見直して観てみた。
この第一回の作品にこのシリーズのすべてが凝縮しているようにも思う。
長い旅の末大草原に移り住んだインガルス一家に最初に訪れた試練。
狩に出た父さんが途中オオカミに後をつけられる。
オオカミに家の周りをうろつかれる為寝ずの番をするシーン。
いつの間にか寝てしまっていた。
夜中に目さまし、すぐ寝付けなかったので、テレビをつけて見た。
そうすると、おそらく暖炉で燃やされた薪の映像が映し出された。
大草原の小さな家の父さんが家の前で焚火を焚いて寝ずの番をしているシーンと錯覚してしまった。
ずーっと焚火が燃えている。
ずーっと焚火の映像が映し出されている。
しかも音楽が流れている。
たしか、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」だったと思う。
ピアノの静かな旋律と焚火のぱちぱちという音が妙に心地よかった。
深夜に流れる音楽だけの番組の背景はきれいな海外の風景と相場は決まっているが、今日は焚火のしかも定点映像だった。
最近ソロキャンプがブームらしいが、ソロキャンプの醍醐味は何ですかとソロキャンパーに尋ねると多くの人が「焚火」と口をそろえるらしい。
そんな癒し効果なのか、
いつの間にかテレが付いたまま朝になっていた。
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