ショパンコンクールの楽しみ方その11

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ショパンコンクール
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マルタ・アルゲリッチ

マルタ・アルゲリッチさん

当代一の呼び声高い

カリスマピアニストだ。

ショパンコンクールを調べていると

必ず目にする名前で

今回の2021ショパンコンクールでも

一次予選から審査委員を務めるらしい。

クラシック音楽素人の私が

アルゲリッチさんの名前を知ったのは

ごくごく最近のことだ。

アルゲリッチさんは1965年の第7回ショパンコンクールで第一位になり

名声を得たようだ。

1980年の第10回ショパンコンクールで審査委員を務めたが

ポゴレリチ事件をきっかけにしばらく審査委員には就かなかった。

アルゲリッチさんは日本との関りも深くて

1998年から大分県の別府市で別府マルゲリッチ音楽祭と言うのが毎年開催されており。

アルゲリッチさんが別府アルゲリッチ音楽祭総監督を務めている。

それらの功績から2005年と16年には叙勲されている。

アルゲリッチさんとショパンコンクールは関りが深いことを伺わせる。

漫画「ピアノの森」に登場する

一ノ瀬海のショパンコンクールへの推薦人

ジャンジャック・セローは

アルゲリッチさんをモデルにしているように見える。

また、ピアノの森の中で

一ノ瀬海がショパンコンクールに出場するきっかけとなった

別府ソリストコンクールは会場が別府となっており

アルゲリッチさんなくしては

「ピアノの森」のストーリーも存在していないのかもしれない。

アルゲリッチさんのノクターン第8番27‐2

私はアルゲリッチさんのピアノは聴いたことがないが

1972年アルゲリッチさん31歳の演奏があったので聴いてみた。

Martha Argerich – Frédéric Chopin: Four Nocturnes

ノクターン27-2ショパンコンクール予備予選の課題曲。

注目のハオ・ラオさんが予備予選で弾いていたので

聴き比べ

The 18th International Fryderyk Chopin Piano Competition (preliminary round), session 1, 19.07.2021

改めてハオ・ラオさんのピアノいいですね。

素晴らしい歌です。

いや、ここはアルゲリッチさんを聴くシーンでした。

でもハオ・ラオさんのピアノどこかアルゲリッチさんににているような。

そんな気もした。

最初にハオ・ラオさんのピアノを聴いたとき

何故か女性のピアニストかと思った。そういえば。

アルゲリッチさんのノクターン13番48‐1

同じYouTubeにあったノクターン48‐1は

1978年37歳の演奏。

Martha Argerich – Frédéric Chopin: Four Nocturnes

ノクターン48‐1は今回のショパンコンクールでノクターン部門では

もっとも多くのコンテスタントから弾かれた曲だ。

こちらはカイミン・チャンさんの演奏で聴き比べ。

The 18th International Fryderyk Chopin Piano Competition (preliminary round), session 1, 12.07.2021

これは同じ曲なのに違う曲を聴いている印象すら受ける。

これはどっちがいいとは言えないのではない。

これは聴く人の好みしかないように思う。

でもアルゲリッチさん

同じような緊張感のなか演奏したら

どんな演奏をしてくれたのだろう。

是非聴いてみたいものだ。

今日のミミごはん

ミミの焼き鮭熱も少しおさまったのか

三ツ星グルメフレークかつお 国産かつお100%もわずかだが

食べてくれた。

当然、焼き鮭は完食。

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