こころに残った演奏者たち10人
KAI-MIN CHANG
まずはカイミン・チャンさん KAI-MIN CHANG
ピアノの音色がすばらしい。
最後のバラードは情感たっぷりに聴かせてくれた。注目だ。
2021ショパンコンクール予備予選
12日のモーニングセッション、カイミン・チャンさんの演奏
ALEXANDER GADJIEV
次はスロベニア アレキサンドル・ガジエフさん ALEXANDER GADJIEV
すらりと伸びた指からは信じられないような音色を響かせる
特に和音の美しさは秀逸だ。
そして最後はバラード4番
たっぷりと聴かせてくれた。
見た目もそうだが、演奏も反田さんのライバルに思えた。
2021ショパンコンクール予備予選
13日のイブニングセッション、アレキサンドル・ガジエフさんの演奏
原紗綾
日本のハラ サアヤさん SAAYA HARA
ハラさんは後半エチュードからだんだん盛り上がり最後バラード4番で締めてくれたのがよかった。
エチュード作品25‐11ハラさんの演奏は木枯らしだった。
2021ショパンコンクール予備予選
14日のモーニングセッション、ハラ サアヤさんの演奏
YIFAN HOU
イーファン・ホウさん YIFAN HOU
この日のセッションで一番驚かされたのはホウさん演奏だった。
最初に明るく伸びやかな音だと感じた。ピアノの音に若々しい音ってあるのかとも思うが
まさにそんな感じに聴こえた。表現力も素晴らしいと感じた。
17歳、写真を見るとまだあどけない感じだ。
これはショパンコンクールに新星現るだろうか。
2021ショパンコンクール予備予選
14日のイブニングセッション、イーファン・ホウさんの演奏
NIKOLAY KHOZYAINOV
続いては、ロシアのニコライ・ホジャイノフさん NIKOLAY KHOZYAINOV
ちょっと次元が違うように感じた
驚くほど軽いタッチで弾く指から
別のニュアンスの音楽が生まれていく感じだ。
鍵盤をたたく指の強弱だけではないなにかが、
そこにはあるような、そんな指の動きだ。
素人目にもわかるミスタッチはあるが、
そんなものを覆い隠す音楽性があるように思えた。
2021ショパンコンクール予備予選
16日のモーニングセッション、ニコライ・ホジャイノフさんの演奏
JAKUB KUSZLIK
ポーランドのヤコブ・クリシュクさん JAKUB KUSZLIK
16日のイブニングセッションは日本の京増修史さん素晴らしい演奏だった。
が、彼の前の演奏者
ヤコブ クシュリクさんも素晴らしい演奏を聴かせてくれた。
2021ショパンコンクール予備予選
16日のイブニングセッション、ヤコブ・クリシュクさんの演奏
ARSENII MUN
ロシアのアルセニー・ムンさん ARSENII MUN
マズルカop.17-4からバラードop.23にかけての
繊細な右手の動きからこぼれ落ちるような音は宝石のようだ。
2021ショパンコンクール予備予選
18日のモーニングセッション、アルセニー・ムンさんの演奏
HAO RAO
中国のハオ・ラオさん HAO RAO
その自然な抑揚のピアノが耳にとまった
歌のような響きに聴こえた。
画像は見ていなかったので最初女性の奏者かと思って聴いていた。
なんと2004年生まれ、イーファン・ホウさんと一緒の17歳の青年だった。
2021ショパンコンクール予備予選
19日のモーニングセッション、ハオ・ラオさんの演奏
反田恭平
そして、反田恭平さん
その演奏は最初の一音から違っていた。
鍵盤を鳴らすタッチが全然違うように思った。
ショパンコンクールの予備予選というより
最初から反田恭平さんの世界に引きずり込まれた。
2021ショパンコンクール予備予選
19日のイブニングセッション、反田恭平さんの演奏
GEORGIJS OSOKINS
ラトビアのゲオルギス・オソキンスさん GEORGIJS OSOKINS
ゆっくりと止まりそうな勢いで弾くノクターンから始まった。
ゆっくりとした独特のテンポで弾くピアノは決して不快ではなく
心地よい。
ピアノを弾くスタイルも音も気になるそんざいとなった。
2021ショパンコンクール予備予選
20日のモーニングセッション、ゲオルギス・オソキンスさんの演奏
SHUNSHUN TIE
中国のシュンシュン・タイさん SHUNSHUN TIE
タイさんのピアノは音色の美しさが際立っていた。
2021ショパンコンクール予備予選
20日のイブニングセッション、シュンシュン・タイさんの演奏
CHAO WANG
チャオ・ワンさん CHAO WANG
中国はワンさん性が多いセッションでその中で異彩を放っていたのは
最初の演奏者チャオ・ワンさん
ピアノを突き抜けるような強いタッチで弾いていく
他の奏者の音は気の抜けたサイダーのようにも感じる
まさに強炭酸チューハイだ。
2021ショパンコンクール予備予選
21日のモーニングセッション、チャオ・ワンさんの演奏
10人のはずが
10名の演奏者を選ぶ予定が
数えてみたら
12名になっていた。
クラシック音楽素人の私が
ショパンコンクールの予備予選を初めて聴き
ブログに綴った方々の中から
印象に残った12名の方。
予備知識もなく
最初に聴いた時の素直な感想を綴ってみた。
改めて紹介すると
台湾1名 カイミン・チャンさん
スロベニア1名 アレキサンドル・ガジエフさん
日本2名 原紗綾さん
反田恭平さん
中国4名 イーファン・ホウさん
ハオ・ラオさん
シュンシュン・タイさん
チャオ・ワンさん
ロシア2名 ニコライ・ホジャイノフさん
アルセニー・ムンさん
ポーランド1名 ヤコブ・クリシュクさん
ラトビア1名 ゲオルギス・オソキンスさん
やはり中国勢が多かった。
技術的なことなど解らないし
たった一文だけの感想もある。
私が2021ショパンコンクールの
予備予選だけを聴いて感じた
個人的な感想だ。
第一次予選
ただ、ここからがショパンコンクールの本選となるようで
道のりはまだまだ長い。
予備予選を通過した87名の方々の演奏を
はたして聴き続けられるだろうか。
これから更なる難曲(私が知らない曲)が出てくるはずだ。
またこれからどんな演奏聴けるのだろうか?
どんなスターが生まれるのか?
日本人初の優勝者は出るのだろうか?
楽しみだ。
今日のミミごはん
一昨日 モンプチまぐろとろみスープ仕立て
昨日 いなばツインカップまぐろ貝柱添え
今日 モンプチまぐろ・かつお・ささみ入り かつおだし仕立て
紅鮭の切り身の残りに三連敗
連敗はいつまで続くだろう。
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