ショパンコンクールの楽しみ方その6

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ショパンコンクール
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ピアノの森のモデル

ピアノの森をめくってみたら

あとがきコラムに

ショパンコンクールのことが書いてあった。

読んでみると

1980年のショパンコンクール第10回大会で

ベトナムのダン・タイソンが史上初めて

アジア人初の優勝者になったと。

そして、その大会に参加したポゴレリチ氏は、聴衆の絶大な支持を受けたが

ファイナルに進めなかったと。

そのポゴレリチ氏のファイナル落選に抗議した、

審査員のアルゲリッチ氏は、「彼は天才よ」と言う言葉を残し

コンテストの途中で審査員を辞めてしまったと。

コラムにはそう記されていた。

ポゴレリチ氏のことをウィキペディアで調べてみると

やはりそのことが記されており、

このことは後に「ポゴレリチ事件」と呼ばれるようになったと。

そして、アルゲリッチ氏はその後20年ショパンコンクールの審査員にはつかなかったと。

阿字野壮介ジャン・ジャック・セロー

この事件は「ピアノの森」の人物背景とぴったりあてはまる。

漫画では阿字野壮介はショパンコンクールに出場するも落選し

それに抗議した審査員のジャン・ジャック・セローは

審査員を降りた設定になっていたはずだ。

阿字野壮介は、そんな天才ピアニスト、ポゴレリチ氏をモデルにしたのかもしれない。

その阿字野壮介のピアノをアニメで演じているのは

反田恭平さんだ。

その反田恭平さんが

今回そのショパンコンクールに挑んでいる。

イーヴォ・ポゴレリチと反田恭平

ポゴレリチ氏と反田恭平さんを

無理やり結び付けた感はあるが

YouTubeに映像が残っていた。

どちらもショパンコンクールで

ショパンのバラード2番を演奏していたので

聴いてみた。

(Pogorelich)Chopin Ballade No.2

1980年のショパンコンクールでの映像と思われる。

ポゴレリチ氏が21か22歳の時の映像。

普段着のまま演奏している感じが新鮮に映る。

The 18th International Fryderyk Chopin Piano Competition (preliminary round), session 2, 19.07.2021

こちらは2021年7月ショパンコンクール予備予選19日イブニングセッションでの

反田恭平さんのバラード2番

反田さん26歳での演奏。

私にはポゴレリチ氏が天才なのかどうかはわからないが

反田恭平さんのこのバラード2番の演奏は

素晴らしかった。

今回のショパンコンクールで

どんなスターが誕生するのか

どんな物語が生まれるのか

楽しみでならない。

今日のミミごはん

最近朝早くミミに起こされる日が続いている

今までそんなことなかったのだが。

でもごはんの催促ではなさそうだ。

出してもスープを舐めるだけだ。

今日はモンプチスープ まぐろスープかにかま、小海老入り。

やはりスープを舐めるだけだった。

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