ショパンコンクールの楽しみ方その5

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ショパンコンクール
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不人気曲第一位

前回はショパンコンクール2021の予備予選で

コンテスタントから多く演奏された曲をお伝えしたが

今日は、演奏されなかった曲だ。

不人気?曲になるのか。

ショパンコンクール2021の公式サイトにも記されていたが

なんと演奏回数回のみ。

1回はこの曲だけ

マズルカ41-2

Mazurka in B major, Op. 41 No. 2

演奏者はマルセル・タドコロさん

The 18th International Fryderyk Chopin Piano Competition (preliminary round), session 1, 20.07.2021

んー。選ばれない理由がわかる気もする。

タドコロさん残念ながら予備予選通過はならなかったが

記憶に残るコンテスタントとなった。

不人気曲第二位

不人気曲の第二位は

演奏回数回の3曲

まずはノクターン37-2

Nocturne in G major, Op. 37 No. 2

確かにつかみどころのない感じだ。

ノクターンがみんな一緒に聴こえるバカ耳の私には

この曲を理解するのは無理の様だ。

残念ながら予備予選通過ならなかったが

素晴らしい演奏を聴かせてくれたヤマガタ・ミキさん。

The 18th International Fryderyk Chopin Piano Competition (preliminary round), session 1, 22.07.2021

同じく演奏回数

マズルカ41-1

Mazurka in E minor, Op. 41 No. 1

The 18th International Fryderyk Chopin Piano Competition (preliminary round), session 1, 21.07.2021

中国のチャオ・ワンさんの演奏。

つまらない曲でも演奏者によっては

見違える好例。

いや、ショパンさんに失礼。曲もいい曲です。

そして、もう一曲。

演奏回数

エチュード10-6

Etude in E flat minor, Op. 10 No. 6

The 18th International Fryderyk Chopin Piano Competition (preliminary round), session 2, 12.07.2021

これは中国のジュンホイ・チェンさんの演奏

改めて聴き

この曲めちゃくちゃカッコいい。

不人気曲ですが私はすごく気に入った。

曲が短くて単調な感じなので

コンテスタントからは避けられたのだろうか。

この曲を選んだチェンさんのセンスを感じる。

実際は

これらの不人気曲は

おそらく

ショパンコンクールの出場者から

選ばれなかっただけで、

実際は名曲なのだと思う。

コンテスタントにとっては

自分のテクニックの見せ場をつくる必要がある

これらの曲はそれに

かなわなかっただけ、

なのかもしれない。

私的には

そういったテクニックの見せ場のような難曲に

先ほどのエチュード10-6のような曲を

間にはさんで超カッコよく決めたほうが

ばえると思うなぁ。

今日のミミごはん

今日はモンプチかつおとろみスープ仕立て。

このシリーズのかつおは本当においしい。

味の薄いツナ缶なのだ。

これを食べないミミを見ながら

「いいかつお使ってるのになぁ」と独り言を

呟いたら

横にいた女房に鼻で笑われた。

…。

しばらくしたら。半分食べてくれた。

美味しかったに違いない。

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