不人気曲第一位
前回はショパンコンクール2021の予備予選で
コンテスタントから多く演奏された曲をお伝えしたが
今日は、演奏されなかった曲だ。
不人気?曲になるのか。
ショパンコンクール2021の公式サイトにも記されていたが
なんと演奏回数1回のみ。
1回はこの曲だけ
マズルカ41-2
Mazurka in B major, Op. 41 No. 2
演奏者はマルセル・タドコロさん
んー。選ばれない理由がわかる気もする。
タドコロさん残念ながら予備予選通過はならなかったが
記憶に残るコンテスタントとなった。
不人気曲第二位
不人気曲の第二位は
演奏回数2回の3曲
まずはノクターン37-2
Nocturne in G major, Op. 37 No. 2
確かにつかみどころのない感じだ。
ノクターンがみんな一緒に聴こえるバカ耳の私には
この曲を理解するのは無理の様だ。
残念ながら予備予選通過ならなかったが
素晴らしい演奏を聴かせてくれたヤマガタ・ミキさん。
同じく演奏回数2回
マズルカ41-1
Mazurka in E minor, Op. 41 No. 1
中国のチャオ・ワンさんの演奏。
つまらない曲でも演奏者によっては
見違える好例。
いや、ショパンさんに失礼。曲もいい曲です。
そして、もう一曲。
演奏回数2回
エチュード10-6
Etude in E flat minor, Op. 10 No. 6
これは中国のジュンホイ・チェンさんの演奏
改めて聴き
この曲めちゃくちゃカッコいい。
不人気曲ですが私はすごく気に入った。
曲が短くて単調な感じなので
コンテスタントからは避けられたのだろうか。
この曲を選んだチェンさんのセンスを感じる。
実際は
これらの不人気曲は
おそらく
ショパンコンクールの出場者から
選ばれなかっただけで、
実際は名曲なのだと思う。
コンテスタントにとっては
自分のテクニックの見せ場をつくる必要がある
これらの曲はそれに
かなわなかっただけ、
なのかもしれない。
私的には
そういったテクニックの見せ場のような難曲に
先ほどのエチュード10-6のような曲を
間にはさんで超カッコよく決めたほうが
ばえると思うなぁ。
今日のミミごはん
今日はモンプチかつおとろみスープ仕立て。
このシリーズのかつおは本当においしい。
味の薄いツナ缶なのだ。
これを食べないミミを見ながら
「いいかつお使ってるのになぁ」と独り言を
呟いたら
横にいた女房に鼻で笑われた。
…。
しばらくしたら。半分食べてくれた。
美味しかったに違いない。
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