鮮烈なヤマハサウンドに圧倒

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ショパンコンクール
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ショパンコンクールの予備予選聴いてみたNo.13

この予備予選では

コンテスタントは2台のピアノを選べるようだ

ヤマハとスタインウェイだ

日本の名だたるコンサートホールにあるピアノはスタインウェイがあると

聞いたことがある。

また、ホールのピアノをコンサートホール置けば

そのホールの稼働率も上がるとも聞いた。

いわばカリスマだ。

ショパンコンクールでも例外ではなく

6:4か7:3くらいでスタインウェイの使用者が多いようだ

私もピアノの響きの部分でややスタインウェイに分がありそうに感じていた。

ショパンコンクール予備予選17日のモーニングセッション

The 18th International Fryderyk Chopin Piano Competition (preliminary round), session 1, 17.07.2021

今日はそんな私のイメージを

3人の演奏者が一変させてくれた。

一人は香港のニン・ウェン・リさん

深みのある柔らかな調べだ。

繊細で柔らかなタッチから出る音色は出色で

抑えめの表現はすばらしい。

二人目は中国のシャオシャン・リさん

メリハリの利いた音と高音の輝きが素晴らしい

クリアーな音を奏でるには

繊細な指のタッチが必要なのだろうか。

三人目はこちらも中国のチンチェ・リさん

変化にとんだ音色を響かせてくれた。

チンチェさんの細くて長い指の動きは驚異的だ。

蜘蛛の長い足が鍵盤を這っているように見える

エチュードの作品1と2を驚異的な指の動きで弾き終えた

と思えば、マズルカの17ー4を情感たっぷりに聴かせてくれる。

彼の長い指は左手の鍵盤を小指で沈めたまま演奏ができるのだ

これは彼の音の出し方と関係があるのだろうか。


ヤマハのピアノ

以前私は、ヤマハのピアノは人を選ばないようなことを書いたが

弾き手によっていろんな色を付けたれるのも

ひょっとしたらヤマハのピアノなのかもしれない。

今まで見てきた限りでは

日本人コンテスタントはスタインウェイを弾く人が多いようだが

日本人のコンテスタントはおそらく日本製のピアノで育った方が多いと

思うのでその辺は複雑な思いも感ずる。これは私感です。

いずれにしてもこのセッションは

ヤマハのピアノのすばらしさを感ずることができた。

いや、三人の演奏家の素晴らしさを感ずることができた。だった。


今日のミミごはん

以前はエアコンが嫌いだったのに

今年はエアコンを付けないとこの表情だ

エアコンになれたのか

今年の夏は暑すぎるのか

はわからない

今日はモンプチまぐろとろみスープ仕立て

毎日スープを舐めるのが精一杯の感じだが

今日はほどほど食べてくれた。

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