福井県と二つの町
今朝の新聞の一面は福井県の原発の再稼働を知事が承認の記事が出ていた
この記事を読んで思った。
2050年まで二酸化炭素排出量を実質ゼロのする地球温暖化対策とリンクしているように見せているが、
原発を抱える二つの町は、町の財政を原発がその多くを担っているらしく、
福井県が政府からの要請を呑むことになった背景には
関西電力と二つの町のかかわりが関連していると勘繰りたくなる。
福島第二原発
再稼働を書いた記事の下に
小さく福島第二原発の記事が載っていた。
原子力規制委員会が福島第二原発の廃炉計画が認可されたと。
廃炉計画って今廃炉作業中?
と思ったら福島第二原発の方だった。
事故は福島第一原発だった。
驚いたのは廃炉まで44年と書いてあった。
事故を起こしていない原発の廃炉にも44年もかかるんだ。
気の遠くなるような話だ。
先送り
40年を迎えた原発の再稼働が認められるのは延長期間が20年の一度きりだそうで
その後は必ず廃炉となる。
そうすると再稼働から廃炉まで今から最低でも64年もの歳月がかかることになる。
しかも、放射能廃棄物などの問題まだ未解決らしい。
これはまさに、俺の得意技だ。
仕事でも私生活でも難しいことが発生すると、
明日やることにしよう。
そのうち考えよう。
問題の先送りだ。
楽観的というか、いい加減なのか、優柔不断なのか?
でも、それは必ず自分に跳ね返ってきた。
原発の問題はそうはいかない。
途方もない長い年月がかかる廃炉。
つけを払わせられるのは、
次の世代だ。いやその次?
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